2019 枝折峠ヒルクライム あるいは過去の自分と勝負, Compete with myself

2019年8月4日 2 投稿者: ふくふく

2016年に初めて参加して、3年ぶり2度目。しかし、2016年レースは2015年秋に試走したタイムより遅く、納得のいかない出来だった。どちらもKharmaで機材は一緒。 (ではなく、試走はKharmaで、レースはPAX白猫号だった。いつの間にか3年半乗ってたらしい。先日やっとオーバーホールしたばかりでござる。)ペース表の準備は万端。

枝折峠よ、私は帰ってきた。

推定体重48kg。前夜の温泉で計測した値。

5時くらいに皆駐車場に来るので目覚める。ミニあんぱん3個を5時半までにもぐもぐ。3時間前ルールを守らないと体調悪くなりそう。参加人数が減っているためか、遅くても駐車場は余裕。備忘録。7時くらいになるとどこかに誘導されていくようだ。奥の道に路肩駐車かな。

6時半受付。荷物にゆわえる荷札をなくしてまた受付に戻る。すんません、もう一枚いただきます。

朝はまだ曇ってて涼しかった。

計測タグがうまくつけられなくて、ぐんにゃりとなる。もういいや、と性格が表れる。

ローラー台には3minアップ、5min心拍160で、3min流し、5min心拍160で、5minダウンのテキトーアップ。日が射してきて、汗だらー。開会式に出ようかとも思ったが結局日陰で涼む方を選択した。

へたれさんが通りかかったのでご挨拶。話しつつ、視線が私のバイクに落ちてるんで、冷や冷や。機材ドーピンクとかありませんから。

お久しぶりの女性陣にご挨拶。去年の新潟HC以来のT井さんと、2年前に榛名試走を付き合ってくれたK原さんに再会できて、うれしくなる(その節は、私が遅くてトレーニングにもならずで多大なるごめーわくを、、、)。初めましての方にもご挨拶し、ちょっと緊張を解く。あっという間にスタート時間。8:30, 32, 34のスタートを見送って、女子は最終の36分発。亀なので後ろの方に位置させてもらう。

前回、ボトルの水半分くらいで、体を冷却する水が足りず失敗したので、今回は9割入れてます。

さてスタート。抜かし抜かされとなりますが、脚の合う男子グループにつけたので平坦の3kmは引っ張ってもらえた。いきなり斜度が上がらないので心臓には優しいコース。今日は心拍の急な上がりを感じず、不快感なし。

駒の湯分岐が私のラップポイント。過去の自分より速い。集団ありがたし。

ここから急に勾配が上がって、日当たりも良いので暑くなる。ファスナー下ろさないとやりきれない。先はまだまだ長いのでこまめに水を飲む。

第一給水所。身体にかけたいので、ポカリを取ると致命的ミスになる。ので、声出して水をお願いすると「併走します!」って若い子が走りながら元気に渡してくれる。これ箱根駅伝の選手にサポート部員が給水ボトルを渡す光景みたいで感動した。

受け取って首からかける。冷たい水を用意していただけるの、助かる。暑さ半減でほんの少し息を吹き返す。

さて、周辺の方々を緩い勾配で抜くと、キツイところで抜き返されるのパターンが何回か繰り返された。これ絶対後半は置いていかれるやつ、と思ってるとさっさと中盤で置いてかれてしまった。同じペースの男子はたった一名。背中を目標に進む。

次のラップポイント、第二スノーシェッドを目標としていると、麒麟山のジャージがコーナーのドン突きに見える。ゆっこさんポイント発見で、ついついダンシングしてしまう。

嬉しそうにダンシングしてる、単純な奴である。ゆっこさん、写真ありがとうございます。

すぐに力尽きえてシッティングです。

スノーシェッドでラップを押すと16分台目標のところを15分台で希望を持つ。そしてさらに勾配はきつくなる。

第二給水所、思ったより手前。ここでも水を被る。

次の目標は二連スノーシェッド。なかなか見えてこないが、ちらりと見えると、その手前はまだまだ上らねばならない。亀の進みだ、とゼーハーしながら思う。スタッフのおじさんが団扇であおいでくれる。冷却効果は微々たるものだが、その気持ちは受け取った。

18分台目標のスノーシェッドで17分台。貯金拡大した。スノーシェッドの中は涼しい。水を飲みつつ体にかける。ここから先は勾配はキツイが日陰が多いのでそれを好材料と捉え、気持ちを立て直す。

ここからゴールまで3.7kmを28分台が目標。もう一つの目標はパワーが二桁に落ちないこと。が、チラチラとGarminを見ると、二桁になってる。自分に負けてしまうと踏みしめてかろうじて三桁に戻すの繰り返し。だが、気分が悪い病が出てきた。(備忘録:朝食は食べすぎではない。スタート直前はお腹減ってきてた)

ログを見直すと3年前よりもパワーが低く出る日だったらしく、タイムとパワーが合わない。結局、この区間は105 wattの不甲斐ない結果となった。

勾配が緩くなるとホッとして進む。辛くなると足つきの心配が頭をかすめる。そして魔女の三段腹の認識ができないのでG32から33の間だけチェック。貧脚なのでダンシングしないと乗り越えられない壁(腹)。

ここを越えても数箇所キツイ坂があるが、残り1kmから先は平坦に近くなる。が、前の男子が遠ざかるではないか。弱い、、、と思いつつ最後の踏み踏み。ゴール間近に悪魔おじさんがいたのでハイタッチは忘れずに。はい、終了。

3分17秒の短縮に成功。自分に勝利。

最後の区間はイーブンペースだったので、終盤のタレがなければとの反省はある。ボトルの水は結局、3割残っていたが、保険としては必要な量なのでよし。

暑さ比較では3年前の方が暑かったような。あるいは梅雨明けタイミングの違いか。今年の方が暑さに慣れる期間が少し長かったが、3年前は梅雨明け直後で、全く暑さに身体がついていかなかった。


とっくにゴールしている強豪の方々にご挨拶をし、フォローしてねと脅しをかけ、写真撮影してねとさらに脅すなどの悪行を働く。

スイカ、うまし。

麒麟山の女性陣、Fin’sの女性陣とも写真を撮っていただくなど。福島から来たのだけが特徴の人です。

下山直前にレースの途中まで一緒だった女子に再会して、中越の登山情報を教えていただく。ありがたいことです。去年の新潟HCでお話してたのを私の方が忘れてて失礼しました。

悪魔おじさんも、ありがと。

下山の時刻。

温泉街では出発時もおばあちゃんたちが応援してくれたけど、帰る時間にもまだ残っててくれて、この温かな雰囲気がよい。平坦なので手を振り返す。

自転車を片付けてる最中に、隣の千葉の人と会話する。スタート前だと、挨拶するくらいが常ですし。大台ケ原の坂などお勧めと、教えていただくが、いやいやいや、それ敷居が高過ぎ。

スイカ写真忘れたので、スタート地点の試食とアーチと。

表彰式会場でIchyさんを見つけてお声がけできました。またどこかで。

おにぎり。お腹減りました。

チャンピオンクラス、表彰式。

女子、表彰式。

みんないい顔してる。

そして優勝者の変態さんが、抽選で当てたゼリーを分けていただいた。ご利益(?)を期待していただきます。

参加賞はお米とけんちん汁。

新潟の皆様からは、「なんで新潟HCに出ないの、このまま生きて新潟を出国できると思うなよ」と脅しを受けたので(嘘度100%)、同日中にエントリー完了させました。次戦は新潟HC(二日目のみ)となります。

ユピオの湯に浸かってから、旅を続けます。

公式タイム 1:08:00
13.11km, 748m, 11.6km/h, 171/178bpm, 113 watt

その他、覚書としては、今回初めてアウトドア用の椅子を導入したことを。1100円くらいのこんなの。

暑い季節の車中泊なので、外でくつろぐ場所が欲しいのが理由だったわけですが、日帰りレースでも使ってもよさそう。ローラー台をずっと漕いでると疲れるし、スタートまではまだ時間があるときに、くつろげる場所ができた。車のリアゲートを開けてそこに座っているよりも、椅子の方が背もたれがあるので格段に体が楽。

前日観光編はこちら。

https://f-eastwind.link/archives/3096

後日、巻機山登山編はこちら。

https://f-eastwind.link/archives/37

後日観光編はこちら。

https://f-eastwind.link/archives/3161