2024 奥久慈湯の里大子マラソン、あるいは久々の化け猫, Monster cat

2024年3月10日 2 投稿者: ふくふく

2019年に初出走してから5年も経ってしまいました。

ソロモンよ、私は帰って来た。(c)アナベル・ガトー

2020年以降はコロナとかいろいろありましたから、、、と言い訳。今回も那須烏山ハーフに続いて夫を引っ張り出しました。

8月末のコロナ感染や3週間前の謎の腹痛など、何かと健康が危ない50代ですが2週間前に21km走ってみました。一人で走るのってほんとーに辛い。だからと言ってペースの合う人がいるわけではないので、一人コソ練をする他ない。

月曜日から土曜日の間は練習せず。朝の雪かき練2回と、木曜日に600mインターバル3本のみ。

夫は練習不足と言っていたが、前回の那須烏山ハーフマラソンの好調を私は忘れない。常に三味線を弾いて来る。

起床時体重47.5kg。昨秋のシーズンと比較して2kgほど重たい。

7時に自宅出発。現地到着は8時40分くらいか? 道の駅はなわでのんびりしてもこんな感じ。

ナンバープレートを観察すると、第6駐車場は福島と千葉の人に割り当てられてます。第1, 2, 3駐車場がアクセスがいいのですが、そっちは地元茨城勢の場所です。第4, 5は栃木県です。

第6駐車場から少し下ってまだ上ってテキトーなアップをする。スタート地点が近いのでテキトーに過ごせるのがよいところ。

スタート地点に10分前に行っても全然人混みしてない。すばらしいの言葉しかない。

半袖にアームウォーマー、七分丈パンツにカーフ、手袋。NIKE ズームフライ3。10時6℃、12時9℃。風速2-3m、天候は曇り時々晴れ。


さて、スタート。最初の下りが凄まじいので当然、帰路の上りを想像して恐れながら進む。左折すると平坦、すぐに先頭集団とすれ違う。やや進んでから夫発見。名前を呼んで恥ずかしがらせる作戦で行く。夫は私に声はかけたが、名を一度も呼ばなかったな。

ところで、自転車のジャージで走ってる不審者はこの人しかいません。お巡りさん、捕まえてください。猫耳で走っている不審者も私くらいしかいないので、捕まるかもしれませんが。

折り返しが三箇所もあるのがこのコースの特徴。先頭と三回すれ違うし、後続も確認できます。

折り返して3kmまで進むと左折。山間部を走ります。5km地点で第二折り返し。6.5km地点で元の道に復帰。13kmで折り返しなので、ここから地味に上り基調かつ向かい風区間に入ります。7km地点に給水所。ここで給水担当に駆り出されている地元生徒たちに「猫ちゃん!」ともてはやされておねーさんはうれしくて仕方ない。

道々の子供たちや観戦の方々にも「猫ちゃん!」と呼んでもらえて、うれしい。実はここ数戦は猫耳を外していたのですが、、、昨日きちんとセッティングした甲斐がありました。猫しっぽは走るのにちょっと邪魔ですが、通り過ぎてから「しっぽある!」と言われるのが楽しい。

向かい風区間はこの耳の部分が抵抗になります。帽子を脱ぎたいと10回は思ったが、猫をやめるわけにはいかないのでじっと我慢です。

途中でりんご園の私設エイドのリンゴが。おもてなしが嬉しいが涙を飲んで見送り。基本的に胃腸の弱い人(猫)。

さすが山間コースで、雪が路肩に残っていた場所がありました。12km地点が次の給水所。「すぐに折り返しだよ!」って係の人が言ってくれるんですが、あと1kmはある。しかも割と勾配のある上り。心が折れそうですが、前回の記憶を辿ると、見通しの悪いところで折り返しだったはず。

2回目の出走なので、記憶を信じて守りに入らずに体力を削りながら上ることができた。第三折り返し。

ここからの下りは天国。何カ所か上りがありますが、ラスト1.5kmまでは下り基調です。しかも追い風。こんな後半で5分台のタイムを出せるのは希少なので、ほんとうれしい。

と、ここで獣神ライガー(の黒い)人が追いついてきて、私と同じペースの方も含めて3名で「いやー大変なコースですね」と声をかけあう。ちょっと仮装してると仮装仲間同士で連帯感があるのがいい。

黒さん撮影。この後追いつかれて、さーっと行かれてしまった、、、

残り4, 3, 2kmとカウントダウン表示の後が、恐ろしい上り。

上りの途中で応援の人ががんばれーと言ってくれてますが、もう応答することもできません。歩きと同じペースで走るってどういうことかと。ちなみに記憶よりも辛かった。第6駐車場の前を通ると、とっくにゴールして、着替えを終えた夫が現れた。そういえば、私の予想タイム2時間15分と自分で申告してたが、、、

今何時? と聞くと12時2分と教えてくれた。後から聞くと夫は12時15分にゴール地点にいればいいでしょうと、のんびり歩いてたら、猫耳が現れてびっくりしたと。

私は残り距離との換算から7分台でゴールできないかと計算して上るが、勾配10%もあるので、それは無理でした。最後芝生のコースなのでシューズの反発を受けることができないのも悲しい。

でも久々の8分台が出せてよかった。秋のシーズンは体重は軽かったのですが、多分コロナ感染後にちゃんと復活できていなかったと推測。夫は1時間40分ほど。私より約30分速いので、想像がつかない世界なのです。

痛みメモ:月曜火曜、前腿が筋肉痛。今回は脚の使い方が悪かった。あるいは下り坂のダメージ。


本日の悪行は矢祭町の珈琲香房。実は5年前もここで悪行してました。カップ、お皿、フォークが梅や桜のモチーフで季節感あり。店主の方から桜の名所など教えてもらいました。

次は昭和の日、郡山シティーマラソンです。

2:08:11 ネット
21.0km, 269m, 6:06/km, 178spm, 0.91cm, 169/185bpm, 195/286 watt