イナイチ、それは厳しいコース, A hard course around Lake Inawashiro
猪苗代湖一周ってなんか初心者イメージが強いので、前回は郡山から峠越えをし、きちんと金山コースにも行ってみた。2017年。
あれから月日は流れ、車載で猪苗代湖までワープするくらいには軟弱者となりました。出発地は舟津公園と決めて向かうが、途中にバイカモ(梅花藻)が有名な川がある。6月にこの近くまで自転車で行ったことがなく、見たことがなかった。
車で見に行った。(軟弱者)。川に漂う藻から花だけ水面の上に出て咲いている。かわいい!

これはすごいねーと夫と話していたらご近所の人が、もっと奥はもっと咲いているよと教えてくれた。確かに、奥の方ではもっと密度あるバイカモが。朝のうちは晴れていて太陽がギラギラと照り付けていたがう少し曇り空で見た方が美しいかもしれない。


感激感激、さて帰る、、って訳にはいかないので、舟津公園の近くの湖南港からスタート。夫は裏道を知っているので、パン屋さんのkomugi(まだ開店前時間で寄れず)近くまでは裏道から。南&東風が吹いているので、前半は楽々。調子がいいと勘違いするヤツ。


思いのほか東岸の道路は交通量が少なくて快適。北岸に出て、おなじみの49号線へ。夫おすすめの写真スポットで湖と磐梯山を背景に写真を。

次に湖の北西部で前回は素直に49線を進んでしまったが、天鏡閣と十六橋を見たくて上り坂へ。この明治の頃の建造物(洋館)を見るのが、個人的に好き。天鏡閣の縁の下の通風孔の模様は菊の御紋をデザインしたものだった。

その先に鏡のような池が。ジュンサイのような植物が生えている。49線からちょっと入っただけで、静かな山です。

そして、安積疏水のために作られた十六橋水門。安積疏水は水の乏しい郡山に猪苗代湖から水路を引いた明治時代の一大土木プロジェクト。てっきりここが安積疏水のスタート地点なのかと思ったら、違った。
ここは会津方面に流れる日橋川で、流れ出る量を抑えることで、安積疏水側に水を流すために作られた水門とのこと。
納得の構造。
この橋は大正弐年に作られたらしい。





さて、その先の写真が途絶えるが、会津レクリエーション公園を経由して、西岸のキャンプ場などを眺めつつ、一つ峠を越え、黒森トンネルを越え、布引高原の麓に来たら夫が聞く。
「今日、布引に行くよね?」
無理、却下! 西岸に来てから途端に向かい風でヘロヘロになっており、気温も高い。布引に上るのに私の脚では1時間もかかるしボトルの水もぬるいし、やる気なしです。
で、突然の湖南グルメ旅で、わかの屋へ。オムライスが有名らしいが、喉を通りそうにないので冷やし中華に。生き返りました。


それから数kmでスタート地点へ戻る。イナイチが過酷なコースなのか私が弱くなったのか。
60.6km, 345m, 20.9km/h, 122/161bpm, 50 watt