2023夏の佐渡合宿 登山篇, Training camp in Sado:Hiking part

2023年7月24日 0 投稿者: ふくふく

今年の夏休み合宿は佐渡。

グレートトラバース3の三百名山篇も見ましたし、佐渡ヒルクライムの終着点からさらに上る金北山、興味ありますのでこちらをターゲットとしました。

大佐渡スカイラインを自転車で上ってから登山する元気はなく。でも、コースボリュームから考えると乗鞍エコーライン&乗鞍岳登山と同等か。しかし、暑さのレベルがまったく違います。予想最高気温33℃。下界より7℃低いと予想すると、26℃。

白雲台からスタート。ヤマレコ、ヤマップを参考にして、妙見山経由の金北山、下りは防衛省管理道路を使う計画で。

スタート時に浜松からのオートバイ3人組に、「これから上るの?」と声をかけられる。昔は妙見山のレーダーがなかったんだよねーと世間話。

にしても上り口がわかりづらい。妙見山表参道の石碑からです。

背の高さ以上の草木に覆われたトンネルのような道を進む。こわい。これは一人だったら諦めて防衛省管理道路方面にコース変更しかねません。

少し進むと木製の札でコース解説がいろいろとありました。「めずらしいブナの、、、」の先が読めないブナの木。「催し広場」と書かれた森の中など。独特の感性である。

再び草木をかきわけ、やっと山頂近くへ。いつも下界から眺めていた四角いレーダーが間近です。その右側に別の防衛省施設。そしてさらに右に金北山山頂。なにやら構造物が見えますな。

振り返ってみる大佐渡スカイラインは美ヶ原(ビーナスライン)の雰囲気満点。昨年の合宿のデジャヴです。

再び草木をかき分け妙見山から下りる。見通しのよい防衛省管理道路に入ればあとは危なげなし。ただし日差しとの戦い。

しかし、だんだんと山頂方面は雲がかかってきた。晴天予報ですが、山の上には雲がかかりやすい。

一人に抜かされます。めっちゃ歩みが軽い。私は昨日(自転車篇)に引き続き、汗だらだらでゼーハー。花は高山植物あり、平地と同じ植物あり。名前はGoogleレンズを使うと便利です。ドクウツギなんて本当に美味しそうに見えます。

さっき見えた金北山はまったく見えなくなった。一旦下って、また上る。道路には水道も敷設されていてすごいなーと思う。これは山頂の廃レーダー基地のためだったんでしょう。

頂上の神社から両津港、加茂湖、真野湾が一望できる。月並みだが美しい景色。

後からめっちゃ息を切らしてきた方一名。あまりに息を切らしているので写真撮影を頼むのに躊躇したが、結局頼んだ。

反対方向(ドンデン方面)から20kmほどトレランしてきたとか。話を聞くと、トライアスリートの人で、前日の佐渡のオープンスイム大会3kmにも出場して、7月のヒルクライムにも参加したと。タフ過ぎる。

夏のドンデン方面はアブ、ブヨ、マムシがいるので春がおすすめ、と言ってました。白雲台に抜けて帰るそうですが、どうやって山を下るんだろうかと思っていたら、白雲台でお迎えの家族の方が来ていたみたいです。

山頂の廃屋は雰囲気満点で廃屋好きの心をくすぐります。錆びた感じがすごい。2010年に白雲台のレーダーが完成したことで廃止されたそうです。13年でこんなにも朽ちるものなのか。

山頂で昨日の余りのアップルデニッシュで補給。あとは小走りで下りながら帰路へ。

管理道路入口は脇のロープを外して出入りして、またロープを渡せばOKです。

簡単なコースかと思っていましたが、強度も高く歩き甲斐のあるコースでした。

ヤマレコへのリンク
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5755698.html

9.6km 563m