2023夏の佐渡合宿 自転車篇, Training camp in Sado:Bike part

2023年7月23日 0 投稿者: ふくふく

今年の夏休み合宿は佐渡。

2015年6月に、大佐渡一周したのですが距離も長いですし平野部分は要らないかなーと、七浦の宿から二ツ亀の往復を設定。さらに大野亀や二ツ亀で歩けるようにシューズを背負いました。

朝食7時。7時45分出発。まずは相川のローソンへ。前に来た時はセーブオンだった。ここで夕方までの補給食を調達。

2人でおにぎり2個、小倉マーガリンパン2個、シュガースティック4本一袋、アップルデニッシュ4個一袋。塩タブレットは各人10個は摂取できる量を持参。最高気温予想は32℃。日差しがきつい。

田んぼと海とか、橋と海とか。立ち止まって写真を撮ってばかり。夫に置いていかれる。

アーチ型の橋がすばらしくて、どこにあるんだろうと思っていると「左折すると姫津大橋」の表示。なるほどーと行くと、9%くらいの坂を下って漁港に出た。橋自体は階段を上らないと到達できないので、橋まで行くのは諦めた。

空も青く、海も青い。最高の景色ではありませんか。本道に復帰するまでの上りが辛かった。

Z坂(跳坂)までは平坦でしょうとの記憶がかなりいい加減で、小刻みに高低差のある道でした。暑さもあって地味に体力が奪われます。

南片辺トンネル、長い、そして涼しい。交通量が少ないので一台くらいしか車に抜かれなくてひと安心。

超えると平坦基調になってきた。30km地点の入崎キャンプ場で一旦休憩して、補給をする。公民館の建物の庇が長くて午前中なら日陰。

お手洗いで夫がすれ違った人に「一周してるの?」と声をかけられて会話したらしいが、この旅は私の企画立案なので夫はどこに行くのか理解していない。しどろもどろの返事をしたとのこと。相変わらずコースをちゃんと聞いてない病です。

食欲ない状態だが、塩タブはうまい。この辺が1/4くらいか。

さらに進むと大野亀が見えてきた。近そうに見えてなかなか近づかない。

そしてZ坂が見えた。前回上ったときは諏訪峠一本分くらいかと目算したので、今回はラップを切ってみた。1.75kmの117mなので諏訪峠ほどではなかったか。平均勾配計算だと6.6%。

中学生か高校生くらいのランニング4人組が元気に下ってきて挨拶。元気だな。

途中で滝がある。帰りに写真撮ると心を決めて足つきなしで上る。

そして抜けるとやたら深い谷の上に橋がある。眺め良し。

この先は道幅の狭い山間道路で高低差が激しい。帰りも上りあるなーと、ちらちら思いながら。

集落を通る急坂を下って海に出ると3つの連続したトンネル。大野亀はもうすぐと思うと花の写真を撮る余裕が出てきた。

大野亀まではくねくねとした上り。磐梯吾妻スカイラインの高湯コースの最後らへんのイメージ。ゴールが近いがくねくねさせられる。

着きました。靴を履き替えて先端まで歩く。二ツ亀もよく見える。そして海の中に魚の群れがあってその上に海鳥が舞っている。こういうの初めて見たので感激した。

最初は大野亀から二ツ亀の遊歩道を歩こうかと計画していたが、道がわかりづらいとの情報があったので、二ツ亀に自転車で向かう。少しの上り、さらに二ツ亀ビューホテルまで下る。部屋からの眺めがよさそうなホテル。

木陰でおにぎりとパンを補給してから、靴を履き替えて、かなり階段を下って二ツ亀の砂州まで降りた。海水浴の優雅な人々を羨みながら、日本海に触れる。月並み表現だが、美しい風景。

しかし下り過ぎて階段の上り返しがつらかった。やっと戻って帰路へ。ここからは午後のさらに暑い時間帯。ゆるっと帰りたいのはやまやまだが、集落を下ったところを戻らねば。里の風景なのに鬼のような上り坂の12%。

上り切って、山間道路を戻ってZ坂。滝でやっと写真を撮れた。滝の水を浴びたい!とか思ってしまう。

下りきって工事現場の比較的お手頃値段の自販機で水とポカリを追加購入。ダブルボトルで出発したが3本追加したので2Lは飲んだのは確か。干からびそうです。

往路で撮れなかった風情あるお寺を。弥勒寺と清水寺(せいせんじ)。清水寺では湧き水があったので、水に触れてうれしい。横張の変わった形の銀杏。とにかく佐渡はどのお寺も立派な作りでうわーって感じで眺める。

だいたい自転車乗りは右回りで佐渡を回るので、帰路は逆方向となる。数名とすれ違って挨拶。ゆるライドだと皆挨拶してくれるなぁ(昨年の乗鞍と比較して)。

さすがに午後の暑さは体にこたえるので、南片辺トンネルの幅の広い歩道に上って一旦休憩、補給を入れる。

尖閣湾付近は高低差があったなーと先の道行を思いながら再スタート。行きと眺める方向が違うから、同じ道でも海岸の岩もまた違った風情です。

相川の町で中学生に応援される。直後、ローソンでガリガリ君の誘惑に負ける。

夫婦岩。大きさが同じくらいだからどっちがどっちなんだか?

生還です。

夕食時に京都から来た若い女性に話しかけられる。朝、姿を見かけたらしい。曰く、彼女も自転車乗りだけど、今回はレンタカーで回っているだけなので、次回は自転車で来たいと。うん、よい景色なのでぜひぜひ。

113km(トンネルで計測が飛んだ、実際にはプラス5kmくらいあるかと), 1088m, 18.9km/h, 138/172bpm, 55 watt