活火山を実感する四回目の那須, Feel the active volcano

2022年9月17日 0 投稿者: ふくふく

登山を始めた頃は、那須というメジャーな山を敬遠していて、なかなか行かなかったのですが、、、

今更気づいのは、那須はたくさんの山が集合しているからコースバリエーションが豊富。今回の那須で、4回目。それぞれ違うコースなので飽きないおもしろさ。

沼原池(沼原湿原)は駐車場のキャパがあるので、満車の心配がない。真剣に心配性な私ですので、こういうの大事。

7時スタート。最初はダブルトラックのような整備された道。右に曲がると登山道らしくなってきた。

朝は日が差さない位置だが、林の雰囲気が端正でよい。たくさんの種類の落葉樹が重なっていて、白樺、ダケカンバ、ゴヨウツツジ、巨木も多くて目を引く。ツツジの季節にも来てみたい。

途中、急に笹ががっつり茂っている短い箇所を抜けるのに苦労したが、それ以外は安全な道。だんだんと高度を上げると山も見えてくるし、スタート地点の沼原池も見える。

1時間半歩いて着いた白笹山は残念なことに、眺望なし。西吾妻山もこんな感じでした。

でも通過するとすぐに茶臼岳も見えるし、平地の眺めもある。すっかりこのコースが気に入った。

下って上って、南月山(みなみがっさん)。茶臼岳の別名が月山(がっさん)でその南にあるから、だそうです。山形の月山と間違えそうな、、、

ここから先の稜線は高低差も少なく歩きやすい。溶岩や低木やトリカブトが綺麗。

牛ヶ首からぐるっと回って、姥ヶ平を経由して5,6時間のコースを予定していたのですが。

めっちゃ茶臼岳が近くに見える。寄り道したい。標識のコースタイムを加算すると2時間プラスになります。

水と食料の残量的に大丈夫でしょうと寄り道を選ぶ。己の体力を理解しているかどうかは不明。

ロープウェイからの登山道と合流すると、人が増えてきました。場所によってはかなりの強風で、風に負けて進路が斜め右に行ってしまう。

白いワンピースの女子と彼氏さんが下ってきました。スカートは角度的に危険だろうと要らぬ心配をしてしまう。吾妻小富士とかもそうですけど、観光ついでに迂闊に山に行くと服装とか靴とか大変ですよね。

一応百名山、そしてロープウェイを使うと1時間かけずに山頂に行けるので、密かなーと思ったらそうでもなく。山頂でご飯を食べる。飯豊連峰も見えるし、雲に隠れ隠れだったが、磐梯山のとがった頭も見えた。

2ケ月前に歩いた流石山方面も見える(ほぼ雲の中の山行でした)。今日だったら雲に邪魔されてない。身体が一つなので、同じ日にあちこちに行けないよー。

峰の茶屋方面に下りてから、再び牛ヶ首に向かう。この茶臼岳の南側のエリアは噴煙が上がっていたり、硫黄の色があちこちについていて、火山らしい様相。というかこんなに近くを歩いていていいの? ってくらいおもしろい風景でした。

これから歩くひょうたん池を見下ろしながら、右折する。

ひょうたん池まで近いと思っていたがなかなか遠かった。木道を歩いた先に池があります。この辺の植生も綺麗。シロタマノキは地味ながら、秋らしい雰囲気。少し黄葉も見れた。

アケボノソウやオトギリソウなど、星型の花ってちょっと見栄えがしていいよね。

いつもながら下りになると軽くランを入れながら。残り3kmの表示から先が遠かった。下りになると途端に写真も撮らずに帰りたくなる悪い病気です。

沼原湿原方面に行ってみたものの、脚の疲れがひどくて結局湿原を見ずに駐車場に戻る。遠回りしただけ。どんだけ運動に特化してる山歩きなんだ。

那須のコースバリエーションの中でも人も少なく、風景の変化も大きなこのコースは気に入りました。帰路はまたまた西郷村のブルースターへ。2ケ月前と同じチーズケーキをオーダー。

ヤマレコへのリンク
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14.1km 1108m