ラップタイムは測りましょう、久々に浄土平に行ってきました, Lap times should be measured properly.
確か、二週間ほど前に浄土平に行こうと計画したのだが、当日朝になったら体調が悪くてやめ。
めずらしく週末の天気がよい。これまで一周できる自信がなくて避けていた土湯から一旦、高度を落として、高湯から回るコースを試みてみる。
つちゆ道の駅の裏手に遊歩道用の駐車場があるのでそこからスタート。
115号の旧道を下る。いきなりのウェットと葉っぱと小枝。気温もそれほど高くないのでウィンブレを着込んでそーっと下る。とにかく林の中なので心細い。土湯コースの上りの旧道と雰囲気は大差ない。今回は夫連れですけれど。
かなり下ってから、睡蓮がきらきらと光る池に出た。照南湖ビオパーク。予習なしだったので、風光明媚さに驚いた。ここは雰囲気のよいところ。
再び115号の本道にもどってかなり下る。いやー、こんなに下ったら後で取り戻すの大変だよね。上りが楽しみだわーと思うほどのポジティブ思考ではありません。
あづま運動公園の裏手の広域農道を通って、果樹園のカゴ盛500円の梨を食べたい、と横目に見ながら。もちろん買うことは許されない。
そんな感じて上り口に到着。左に曲がるともう勾配がついていて、息が切れる。そして同じような道の風景が延々と続く。
いちおう2013年の記憶をたどると無散水消雪道路は二箇所。ここの勾配は半端ない。夫には先に行ってもらって、後はマイペースにて。
しかし、調子がよかったのは高湯温泉まで。一応足つきなしで、勾配13%くらいの無散水消雪道路を乗り切れたのですが。
ここからの記憶が曖昧で、もう半分は上ったつもりになっていた。それが間違いのもとで。
実際は1/3くらいでした。
次はつばくろ谷を目指しますが、5kmくらいでしょ? と思っていたつばくろ谷は7km先でした。夫、心配して戻ってくる。低血糖的な感じで、力が入らなくてつばくろ谷に糖類を補給できる自販機があればいいなーと思いつつ到着したが、無情にも自販機はなかった。ひとまず夫のポカリ飲料を50mLくらい分けてもらって一息。た、足りない。
あぁ、ここで行き倒れるかもしれないなーと眺める福島の街は綺麗でした。
その先の三連ヘアピンはきついという記憶あり。アウト側ですらきついのでイン側は賓客勢はダンシング必須です。体内に残るグリコーゲンの枯渇がますます加速。
で、残り距離もよくわからないので、その後数km進んだところで、どうにも脚に力が入らないので、残り4kmくらい? もうここから先は押し歩きすることになるのか? との考えがちらちらと浮かぶ。
またも心配した夫が引き返してくる。路肩で一回足つきをしてGoogleマップを見るがどうも残り距離がよくわからない。と、100mも進まないうちに、残り2.5km表示の看板あり。あぁ、ここの足つきは悔やまれるところ。
で、少し上って右に曲がると、あの有名な絶景ポイント。ここでは足つきは許されるのです(写真撮影)。
看板には、車の窓を開けるなと書いてあるんですが、自転車にはそもそも窓がないので悪いこともできません。つまり勝利。
この辺で水色のデローザの方と写真撮影しながら抜いたり抜かされたり。
オートバイの人達も和気あいあいと写真を撮っている。二輪勢のはしゃぐ仲間達。窓ないんで。
やっとゴール。行き倒れなくてよかった。山塩ラーメンがうまい。
自転車は8台くらい停まっていました。思いのほか少なかった。翌日が裏磐梯スカイバレーのレースだからなのか?
バイク勢の多さに圧倒されます。
回復したら土湯方面に下るだけ。
最高地点ポイントと双竜の辻の写真ポイントは外せない。というか、双竜の辻は私的には五指に入るお気に入り展望地。表でも裏でもない磐梯山の横顔と、猪苗代湖や那須の山並み、二岐山もうっすらと見える。
そして旧道を下って出発点へ。
再び水色デローザの人に会って、福島駅までの道を教えるなど。直進すると二本松に下ってしまうので、危ないところでした。仙台の人で輪行で来たんですって。遠方の人も魅了するすばらしいコースですが、ほんと、このきつさ、私レベルでは難易度が高い。
だから9年も来なかったのか、、、
帰路、岳温泉で新しいケーキ屋さん「エソール」を見つけた。都会的な洗練されたケーキ。おいしい!
今回はちゃんとラップタイムを取ったので、次回は勘違いしないで(補給をきちんと持ってから)上ることにしよう。
Strava結果からの平均勾配まとめ
1. 高湯温泉まで 7.67%
2.つばくろ谷まで 5.97%
3.浄土平まで 5.36%(下りと平坦込み)
64.6km, 1525m, 15.9km/h, 141/170bpm, 74 watt