お天気の神様、やっと微笑む磐梯山, Goodness of weather smiles

2020年10月27日 0 投稿者: ふくふく

有休予定は一週間前に取って、めずらしく週間予報通りの晴れの日になりそう。今年、そっぽを向かれることが多かったお天気の神様がようやく微笑んでくれた。

しかし、その前の木曜日に腰を痛めてしまって、木金土の夜は寝ているのも辛くて熟睡もできず、週末の職場のキャンプの約束もキャンセルして静養してました。

本当のターゲットは尾瀬の燧ケ岳だったのですが、運転するだけで三時間弱かかる。行ったら行ったで、痛みの具合が悪くなっても無理して登りそうな気がする。

まだ行ったことのない、磐梯山の猪苗代登山口(表磐梯コース)を思いついたので、そちらを選択。磐梯山は四合目から五合目までの道が混みあうので土日は行かない主義。平日でもスムーズに登れる感じではなくて、、、私の気が短いだけですが。

志田浜からの磐梯山。朝のピンクの太陽に染まって美しい。山頂に雲があるのだけが心配。

でも、スタート地点の猪苗代スキー場では山頂がくっきり見えてうれしくなる。少し肌寒いと思ったのもつかの間で、斜度のきついゲレンデ横をゼーハー登っていると途端に暑くなった。

トレランの人に颯爽と抜かれる。歩いてても重力に逆らうのが大変なのに、人間とは思えぬ。

とはいえ抜かされたのはこのお一方のみ。数名の方と、どこから来たの、どんなコースの予定なの、また会いましょうと一言二言交わして、先に行かせてもらう。平日ってこともあるけれど、年配の方が多い。

高度を上げると雲海がすばらしい。もちろん、紅葉も素晴らしい。

途中のピーク、赤埴山。磐梯山の山頂に雲が見えて一抹の不安。そして、ここにはシーズン終わりのヤマハハコがたくさん。

湿地帯の沼ノ平も風情あるところ。

山頂はいつの間にか晴れていて、人の姿が見える。私はまだまだ下の方で、これからどれだけ登らないといけないのかと、ため息だ。

6月に歩いた裏磐梯コースと合流したら、あとは知っている道だから安心。でもきつさもわかっているので、やや憂鬱。特に四合目から頂上(五合目)までの石ゴロゴロのぬかるみ道の急登が苦手。コースわきには雪が残っていた。

でも、檜原湖や、安達太良山や、吾妻連峰や、飯豊山を眺めて登っていると、案外早く頂上に着いた。

南に面する猪苗代湖が眩しくて、長いこと見てられない。でも前回は全然見れなかったから、風景を楽しみたくて、風が寒いのに山頂に長居してしまった。

下り道で、行きで会った人と再会。まだもうひと距離ありますよねーと会話してすれ違った。

なぜかジャケットを着て、街を歩いていそうな普通の靴の若者とすれ違ったり。よく登ってきたと感心します。

登りは気が急いてがつがつ進んでしまったが、帰りは紅葉を堪能しつつ。

猪苗代町のいつものHIRO’S DINERでチーズバーガーを食す。消費カロリーをすっかり取り戻してしまったかも。

載せきれなかった写真と詳細な山行はヤマレコにて。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2681473.html

12.7km, 1177m