2018 新潟ヒルクライム あるいは何しに新潟へ, The purpose of the trip

2018年9月4日 0 投稿者: ふくふく

今年最終のHC。3戦目で最終です。少なっ。

今年は、日本の蔵王ヒルクライムエコ(中止)、鳥海山ブルーラインにかほステージ、八方ヶ原と、意識高く(深く考えず、そして身の程を知らず)平均勾配の大きなレースに挑んでみた。

参加者のレベルも高く、どちらも予想タイムより遅いという結果。だが、全てのレースは旅として楽しい。

9月は出張が多くて、こんな時の資料作成は自分一人では完結せずスケジュールが読みづらい。なので新潟HCは安全策で言うと回避ですが、出来心で締め切り3日前くらいにポチっと。

土曜日は安定のお仕事。のち、ローラー台。箕浦のハイブリッドは遠征用に袋にしまったので、古いエリートのフルード式を引っ張り出した。なんかフルード式の方が合ってる気がしてきた。


起床時体重47.9kg。今年のHC3戦、100-200gの範囲で同じ体重。

2時半起きの3時出発。これで途中で眠くなっても大丈夫のはず。途中でおにぎり1個とクリームパン2個で、3時間前に朝食終了。

高速乗ってから、「安田-新潟中央IC間 工事による夜間通行止め 6時まで」の表示。否応なく下道に降ろされて朝寝の予定は崩壊。ナビの案内を頼りに距離的にはショートカットしながら西へ移動する。

いわむろやの近くになってから、前の自転車積んでる車に着いて行ったら道間違え。6時10分着。第三駐車場、元パチンコ屋さんの北側に駐車。木のように太い雑草をばっさばっさと倒しながら。駐車スペースは余裕がありましたな。

6時半受付。もえさんとS福さん、T井さん見つけてご挨拶。建物の中にβ御一行様とみゃーさん発見でご挨拶。皆さんの話題の方向は「黒」に行き着く、、、

思ったより時間がタイトでした。ローラー台は12,3分で160台まで心拍上げて終わり。曇ってるのでアームカバーとレッグカバーなしで少しでも軽くする。荷物預けて、自転車並べてふらりーとしてたら、制汗剤つけ忘れに気づく。仕方ない、また駐車場まで引き返し。

ほぼ最後尾に並ぶ。男子の若い順からスタート。スタート遅いブロックは待ってる間が長くて、困る。が、今日は心拍90台で収まってる。

「頂上から佐渡トライアスロンの選手を応援しましょう!」のアナウンスの後、8:16スタート。平坦で足の合う人がいなくて風除けなかった、、、早くもマイペースです。

ガールズケイリンの方から、がんばってーと声をかけられます。ケイデンス低くてガシガシ上ってきます。速いなー。

下り区間前でどこかのチームかしら、元気よく応援もらいました。一息つける下り、次左折。小学生の部が待機している横を抜けてここから本番の区間です。

少し前を走る女子が見えるのですが、どうしても差が開いて行きます。最初遅ければ最後まで遅いのが真実。記憶を紐解きながら直線基調の道を上り、竿さし峠。2015年の試走、初見で「牛さし峠」と誤読したのを思い出す。今日はそんなにお腹が減ってないので正しく「竿」と読めました。

お待ちかねのだいろカーブ12番でラップを押す。ペース表の準備なぞすっかり忘れたので昨年より速いのか遅いのかわからなくなった。が、今回もよだれが拭けないくらいには頑張っている。ファスナーは下ろすほど暑くない。1/4くらいのボトルの水は単なる心の平安のお守り。

一応、過去のへたれさんのコース解説を読み、コーナーでは緩い、直線ではきついの予備知識を仕込んだのでギアを変えつつ緩いところでサボらないことを心がけて上る。

「PAXのホイール持ってるんですよー」
とミニベロで上ってた人に追いついたときに話しかけられる。嬉しいけど、よだれ拭けてないの気づかれるかもしれなくて気が気でない。なら拭け、なのだが、拭く体力がもはやない。

少しだけ世間話をして、では、とも言わずに置き去りにしてしまいました。薄情ですまぬ。

お待ちかねのだいろカーブ1番。ここでラップ押しとくか、で押す。残り1.5kmで気分悪いの病。HCレース全てにおいて襲われる症状である。長丁場だと途中で息を整えて堪えるのだけど、残り距離が少ないので我慢で進みます。

唐突にこのコースは教師的なコースだと思った。緩むところもあるけれど、それでも楽ではないのでサボるなよーとトレーニングさせられるコース。路面は悪いところもあるが、グレーチングがないのが優しい。あとコーナーも厳しくないので下りもストレスが少ないな。

残り500, 300, 100の看板。応援の人が増えてくる。へろへろなりにスパートをかけていいところを見せるぜ! と踏んだところで、斜め前の男子が急に足つきの歩き出し。いや、そこ足つくとこじゃない。攣った? あまりにも無酸素領域だったので声はかけなかったけど、大丈夫だったのかなぁ。

ゴール。去年、40分を出したかったのでやっと初心の目標に戻りました。正確には、あと40秒短縮しないとだめだけど。

40分36秒(公式タイム)
7.17km, 527m, 11.4km/h, 174/187bpm, 149 watt

心拍計の誤動作のため、第4ラップのみ採用。出力値、校正したのに上振れ傾向。センサー類の不調に泣く。

————–
駐車場に向かう道の左手、稲穂のついた田んぼが綺麗でした。

ころとんジャージの変態さん、50代優勝のDTさんにご挨拶。変態さんのタイヤのすり減りが怖いくらいのレベルで、距離こなしてるんだーと納得。(いや、交換しましょう)

数少ない福島勢のAさんが写真を撮ってくれました。招待選手でかつ一着ゴールのもえさん。かっけー。

弥彦頂上の看板前で写真を撮ってもらう、おのぼりさん。

昨年のレースで駐車場が隣で仲良くなったS福さん(総合優勝)、裏磐梯でえいやと仲良くなったT井さん(総合2位)(お二人ともおめでとう)とおしゃべり。出たことのないレースのお話など聞かせてもらう。もっと積極的に遠征せねば、、、そして最高齢賞をとるまで、出続けたいーとのパワフルなお話に笑いがとまらず。

200円券を使ってソフトクリームを買ったところでVIP席にたむろする強豪の面々。TLの世界がリアルに出現してる。

ソフトクリームと一緒に撮影させてもらう、図々しさ。露出うまくいきませーんと取り直しまでする図々しさ。

そしてもえさんに写真を撮っていただく。この素晴らしいメンバーと一緒の構図はもう二度とないかと、、、図々しさの上塗りでごめんなさい。

男子B優勝のりゅーじさんにも声をかけていただき、、、紳士です。新潟は暖かいところだ。

(といいつつ、新潟に入国してるのに、バックパックに赤城のころとんをつけてるのが写ってしまっている)

下山時刻です。へたれさんのGTRを見せつけられ、、、なにこのキラキラとした綺麗な子。攫いたくなるじゃないか。

パワーランチのうなぎとカツ。絶対カロリー過多。

相席した女性の方は神奈川から一人で来てておしゃべりさせていただきました。こないだの八方ヶ原で知り合った方といい、おひとりさま女子増えてる傾向。おひとりさま歴も5年に達したので感慨深くなりました。

ゆるキャラ大好き。

表彰式見て、じゃんけん大会は早々に辞して歩いてたら次なるゆるキャラ発見。子供達はジャンケン大会に夢中でこのキャラに気づいてない。ので写真撮ってもらいました。近くにいた男子Bヒルクラ部門優勝者のサガミレーシングの方に。今日の図々しさ、半端ないな。

————–
去年と同じ選択でだいろの湯。駐車場に停めたら隣がジムニーだし、仙台ナンバーだし。ここは露天風呂が広くてのびのびー。

風呂から上がってお土産物コーナーを覗いてたら、予想通りβ御一行様、みゃーさん、もけさんに再会。

分水堂菓子舗。パンダ焼きをまだ食べたことがなくって。

昔ながらの味のお菓子。気軽に一個だけで買えるの自転車乗りにはポイント高いお店だ。餡の分量は多くないんだけどもちもちの生地こそが特徴的でうまい!

弥彦神社まで散歩。親鸞聖人の清水。

野生のホオズキ。

休憩所に置かれてた栗。

住吉神社。

鳥居。

参拝して、おみくじを引く。
「心を決めて、騒がずにこれまでのことをすべし」の内容。

社彩庵のカフェに初めて足を踏み入れる。アンティークな雰囲気で女子率高い。抹茶ミルクフロート。幸せだ。

そしてイオン三条店でフレンドのイタリアンを入手。(帰宅後に夕食となりました)さらに幸せー。

帰宅経路の選択に失敗して迷い道くねくねして三川からやっと高速に乗れた。

参加賞。

来年また、ただいまーとぬけぬけと言いながら新潟に遊びに行きたい。