草食動物、那須ロングライドに行く, Herbivore on the bike

2017年7月9日 2 投稿者: ふくふく

普段は肉食べてます。

エントリー峠が大変とのうわさの那須ロングライド。頑張ってエントリーしました。実は順位のつかないイベントに出たことがなくて。そして、堂々と「上級者」って書いてある100kmの根性はないので、80kmDAKEコースです。

前夜のうち白猫号を車に積んで、日曜日にさて出発しようと車に乗り込むと、、、

シューと、音が聞こえる。

怪奇現象?

ホイルーバッグに入ってたフロントのデュラ子のバルブの辺りから音がしてて、空気漏れしてます。

サドルバッグから予備チューブ出して、空気入れも傍らにあるしで、急いでデュラ子のチューブを交換。作業に自信がなくて焦りまくりですが、最速記録の10分で完了できた。火事場のなんとやら。

会場に行く前に気付いてよかった。ほんとびっくりした。でも2本しか持ってない予備チューブが1本に減ったので、ロングライドではややリスキーな状況。

———–
駐車場は28番で会場まで3kmくらいありそう。道に迷いそうで怖いので前の人について行って、なんとか会場入り。Panaoさんが見つかったので、ぽつねんにならずにほっとしました。

80kmコースの最後尾はブラーゼンの車。芭蕉苦行75kmコースの最後尾はブリッツェンの車ですねぇ。

スタート時にはすでに暑い!

平坦基調なのに、流れに合わせると男子ペースに近くなり、心拍はさっさと160台。微妙にインターバル気味ですぐにへとへと。これと暑さの相乗効果で、食べれなくなるわけです。第一ASはバナナ一択。あとはポケット。

第二AS、御用邸の月、ポケット行き。

Mt.ジーンズまでの上り。結構押し歩きの人も多くて、いつものヒルクライムとは様相が違う。去年の試走でコースは覚えてるけど、きついもんはきつい。

Mt.ジーンズの第三AS、お水渋滞がひどいので、水は諦めて先に進むことに。シュークリーム風のお菓子だけ食べる。オレンジの皮がたくさんゴミ袋に入っているので、オレンジがあるのかと思ったらすでに売り切れ状態でした。喉越しのいいものが食べたい、、、クッキーとか無理ですとわがまま言ってみる。

下って上って下って上る、八幡崎で70kmの人とはお別れ、右折すると人影がまばらです。これぞ私のいつもの一人旅孤独なヒルクライムの光景です。と思ったら、結構100kmの人もいるので、なーんだ全然遅くないじゃない、とちょっと元気が。

でもとにかく勾配がつらいので、膝が痛くなってきて息絶え絶え。このカメラ目線の1秒前は死んだ人間の目をしていた。相当参っている筆者近影。

大丸駐車場のASに水はなかったー。かき氷で暑さを凌ぐ。あとリアルゴールド。

と、ここで4年前に裏磐梯試走でお会いしたNさんがボランティアスタッフをしてて、久しぶりにお話しできました。声をかけられなかったら絶対に気付かなかったので、びっくりー。ちょっとお話しして和みました。

ここから2kmが平均9%勾配との予習。やだやだ言ってても休憩してると脚も回復したので、上るほかありません。時速6km走法で、しっかり20分かかった。下って来る人があと少しだよーって言ってくれるんですが、だいたいこういう場合の「あと少し」は当てにならないのが世の常。

峠の茶屋のAS。うなぎり求めて三千里。

ロープウェイの眺めがいいね。標高高くて空が曇っててやっと快適な気温。トマトとレモンも補給。この涼しい場所でしっかりご飯が食べられるといいのになー、とは下界に戻ってからの感想でした。

この標識の前で写真撮影。自分は自転車だけ撮っておいて、他の人にはCyclowired風のポーズを薦めるなどの悪行してきた。

下り一緒のグループにLightweightのホイールの人がいたので、途中の待機ポイントでカーボンリムを触らせていただくなど。結構熱い。そして自分のアルミリムを触ったら、これまた熱い。鳥海山までには度胸をつけて前後カーボンで行きたいなぁ。

次のASはりんどう湖。ごはんもの充実。でも、暑くて食欲全然ない。唐揚げとオレンジとヨーグルト。クッキーはポケット行きです。

14:30の足切ポイントは20分前に通過できて、そこから地味なアップダウンを恨めしく思いながら進む。この区間はPanaoさんに引いてもらったので助かりましたー。ひとりで風を受けて進むのはつらい。

道の駅伊王野のAS。かき氷に塩をかけたいと思うほどには体の塩分が抜けちゃってます。お饅頭を3個ポケットに。

サポートライダーのスタッフの方々もあまりの暑さに辛そう。なんでも下山サポートのために何度も上り下りしてたそうで、たいへんです。

残り平坦だといいなーと思いながら最後の遊行柳のASへ。湧き水を汲んで来たばかりのお水は、これまでのエイドと違って冷んやりしてておいしー。ピクルスと梅干で塩分補給して。ちょこっとバナナも。結局、食べ歩きにはほど遠い、かなりの草食動物な内容になりました。

里山のうっそうとした道を通り抜け、気づくと街に戻ってきてゴール地点。夕方で暑さも和らいだので、体調も回復。食欲も戻ってきたので、ポケットのお菓子をつまみながら、抽選会を眺めるなど。

ブリッツェンとブラーゼンの選手達と畑中選手。

駐車場で撤収しながら両隣や、そのまた隣の車の人と挨拶して世間話をするなど。朝は早く準備しなきゃーで挨拶程度になってしまうのですが、帰り準備しながら、あれこれ感想を聞くのは楽しいな。

すっかり疲れて帰路につくのでした。ヒルクライムより時間が長いので、これはこれで持久力必要ですね。何もかも練習不足です。

戦利品。

82.8km?, 1506m, 17.5km/h, 152/175bpm, 78 watt