2016 第34回円谷幸吉メモリアルマラソン(ハーフ)に行ってきました, My first half marathon
初ハーフです。こわいよー。と言いつつ、7時間熟睡。朝の気温は4℃台。予想は20℃。気温差もかなりこわい。
昨年、10kmに出てみて、運営もスムーズですし近くなので気に入ったので今年は欲を出してハーフにエントリー。制限時間は2時間半。理論上は7分/kmで完走できるはずと言い聞かせてみます。
朝ごはんは、ジャムパン一つ、3時間前ルールで。
今年は牡丹園駐車場ではなくて横山公園近くの駐車場だったので、ちょっと距離が近くなってうれしい。会場でPanaoさんを見つけておしゃべりして、川沿いを一周だけアップして、さてスタートです。すっかり気温が上がって暑い。
先週の試走時に作った「隠密同心心得の掟」「貧脚ランナー心得の掟」。最初の11kmを6分15秒より遅いタイムで走る計画はもろくも敗れ去り、5分43秒で入る無謀っぷり。最後尾近くに並んだのに抜かされてばかりだと平常心が揺らぎます。そして、1kmもいかないのに横腹の水音ぽちゃぽちゃ現象が起きますが、2km地点くらいですぐに回復して無音になってやれやれ一安心。
3,4kmくらいで、早速、10分遅れスタートの10kmの選手達にびゅんびゅん抜かされます。フォームが全然違う。踵が高い位置まで上がってるから、ストライドがとても長いんだろーなとしばし鑑賞。10km招待選手の競歩の谷井選手(リオオリンピック、14位)も華麗な歩きで、抜かしていきます。生で競歩みたの初めてだ。ただただびっくり。(ハーフ距離の招待選手、競歩のリオ銅メダリストの荒井選手は、とっくに前を行ってて会えなかった)
6km地点から郊外の国道118号バイパスの道にでます。二車線区間の左側をマラソンで使って、パイロンを立てた右側は車。怖くはないけど気持ちは左側に寄ります。アスファルトに轍が掘れているため、あまり寄ると路面が斜めなのでちょうどいい場所を探します。
この区間は、長ーい上りと長ーい下りが交互に続きます。こんな長距離の上りは練習してません。脚の筋肉が張ってくるいやーな感覚。先の見通しがすごくよいので、えっまだまだあの勾配を越えていかなきゃいけないの? と心につらい区間でした。
バイパスの高架を降りてすぐが折り返しと思い込んでると数百mさらに走ってから折り返し。この辺でやっと半分とは、大変なことになりましたと心配してももう遅いわけですが、、、この辺から左膝が痛い。また高架に戻るのに上りです。
折り返していくらも行かないうちに、最終走者と管理車両とすれ違います。1,2kmの差か。怖いよー、とスピードアップしたくても、もう前半のような余力ある走りができなくていっぱいいっぱいです。ガーミンの1kmペースの数値に6分50秒台がちらほらと出現します。これに動揺しないようにメンタルトレーニングをした効果はあったみたいで、これは想定内のタイム、と言い聞かせて進みます。膝どころか左足裏が痛くなってきて、この辺はペースが落ちてる。
16km地点で時計を見ると11時13分。17km地点には関門があり、11時半までに通過しないと強制終了です。17分の猶予があるから、間に合うだろうとほっとしたところで、サディスティック趣味全開のコース現る。
バイパスから市街地に戻るルートは普通に来た道を戻るのではなく(交通をなるべく止めないように)ぐるりとループして国道118号の上にかかる橋を渡る構造。ガーミンのログでは瞬間値10%。半端なく辛い。給水所以外は絶対に歩かないことを誓っているのでとにかく我慢で、17km地点を通過。ほっ。
ここからの4kmは長かった。2km進むのが、諏訪峠一本と上りと同じくらいとして、二本分かぁ、気が遠くなるなぁなどと、助けにもならない考えが浮かんできます。さらに、お腹が減ってクークー鳴ってるのに気分が悪い謎の胃弱っぷり。でも、膝と足裏の痛さがなくなってきたのは幸いです。
こんなハーフの終盤で、ポツリポツリと現れる走者を応援してくれるのはありがたいことです。ゼッケン番号から名前を見つけて苗字で応援してくれて、それも2,3回ではなくて、あちこちで10回くらいだったかと、、、有名選手の気分ですねー。
そして別記事に書きますが、今回は帽子に猫耳をつけてみました。(当社比15gの重量化)
「猫ちゃんがんばれー」「うさぎさんがんばれー」「かわいいー」「猫ちゃん!(の後に、猫ちゃんでいいんだよね? との囁きあり)」と、子供からお年寄り、ボランティアの中高生、スタッフの方々から応援してもらってとても楽しかった。
もう帰り道の参加者たちにも応援をしてもらってやっとフィニッシュラインです。
計測システムが不調のため(?)、完走証とリザルトは後日とのこと。そして、遅い子だったのでなめこ汁コーナー撤収済みだった、、、お腹減ったー。
今日は表彰式も行わないということで、表彰台に乗った姿をPanaoさんに撮影してもらうなど。画像はアップする勇気なし。なんせ猫耳。
今日の参加賞などなど。
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ここからが本日の本番。(え?)
このレースではハーフ完走者から抽選で3名に東京マラソン出走権が与えられます。須賀川市長、君原健二さん、荒井宇宙さんの3名が箱の中から選びます。ドキドキして待ちましたが、残念ながら外れ。一週間前から見てた夢から覚めました。
10km, 10マイル、ハーフと、数kmずつ距離を伸ばした今年です。10マイルも辛くて仕方なかったのですがさらにパワーアップした辛さです。充実感はとてもあるのですが、今後のレースの距離を選ぶのは迷うところです。
次は11月に足利尊氏公マラソン(10km)です。
21.2km, 165m, 9.3km/h, 173/187bpm