里山と侮るなかれ 矢祭山, Don’t underestimate the course
寒くなってきたので低山。
奥久慈辺りは未踏なのでそっちがいいかもーとコースを練りに練ったのに、夫の意見で矢祭山の方が近いからと計画変更となった。
毎回のことながらヤマレコ、ヤマップのログが参考になります。皆、矢祭山を時計回り回ってから、檜山に行くのがお決まりのようなので、まんま真似させてもらいます。
久慈川沿いの塙辺りって、のどかな田舎風景で癒される。一度もいったことのない謎の「木の博物館」を横目に進む。
矢祭山は矢祭山公園の中にあるので、遊歩道めいたコースでしょ? と油断していたら、登山口から先はかなりの急登。いやー、一気に心拍数が上がりました。
銀杏が綺麗でした。




そして、見晴らしのよい岩場に差し掛かったら電車の音が。これは本数の少ない水郡線なので急ぎながらカメラを構えた。と、撮れた!
久慈川にかかる橋と紅葉が見えて、箱庭のような美しさでした。
ここを通り過ぎると杉林の中。右へ左へと九十九折れを上ります。いやーすっかり暑くて途中で上着を脱ぎました。
そこを通り過ぎると矢祭山より標高が高い天道塚。木々が刈り払われていて、富士山も見えるとの標識が。




近くにいた人達と「富士山どこ?」と探してみましたが、視界が今一つだったのか、見つからず残念でした。
一旦下ってから矢祭山。思ったよりちゃんとした登山コースでしたが、ここからの下りは遊歩道的な舗装道で危なげがない。一般の人はこちらの道から上ってそのまま往復するのが正しいのでしょう。






下ったところに素敵な橋。




さて、そこから先は川を渡ります。檜山までは松コース、つつじコース、杉コースなどいろいろあるのですが、ルートの長い松コースから上って、杉コースから下って滝をみることとした。
途中の東屋でおにぎりを食べる。いやもうお腹減ってしまって頂上まで持たなかった。
こちらも逆光の中の黄葉が綺麗だった。高度を上げるにつれ、矢祭の町方面が見える。矢祭山からの眺めとは異なるのでまた一興。
檜山の方が標高が高いのでコースは長め。しかしそこそこの人出がありました。
頂上直下でフレンチブルドッグ連れの方とすれ違った。あとでヤマレコのログを確認したら赤面山でも会ったご夫婦でした。ワンちゃんの服装が違ってたので、同じ方とは気づかず! 前回の登山帽ワンちゃんの印象が強すぎました。
檜山の頂上もよく狩り払われていて快適。我々はもう食料がないのでゆっくり休まずに下ってしまいました。










帰路の杉コースの方がちょっと鬱蒼としてて雰囲気が怖いか? 滝には一般の観光の方も来てますがやや足場が悪いので注意の必要な場所です。
初めて来ましたが人里に近く、安心して山歩きできるコースもよいものです。





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9.7km 922m