鳥海山に行ってきました。第24回矢島カップMt.鳥海バイシクルクラシック
やたらと名前の長い大会です。
このところ暑くて練習量は低下、食欲は変わらず、体重変わらず。いつも夏場は自然と減るのに、今年はいつまでも上空飛行の体重計です。
サイクリングとして参加する?
■ 1日目
コースを車で下見してGarminでデータを取る。ゴール地点まで試走している人を何人か見かけました。すごい体力だなぁと尊敬。道は、最初こそ広かったものの、想像よりも狭くて、普通のお家の軒先を走って、田んぼの間を走って、ちょっと立派な道に出て、ハーフのゴールを通過したら、鬱蒼とした狭い道に入り、とにかくRの小さいコーナーの連続です。二度目の下り地点で「畳」がセッティングされていたのが、笑いを誘うが、突っ込んだら笑ってる場合ではないでしょう。「駒の王子」という地名(残り5km)に王子様でも待ってたらモチベーションが上がるだろうなぁ。ゴール地点はガスっぽくて、寂しい光景でした。
このコースは勾配の変動が激しくて、平坦や下りで休めるのは嬉しいのだけど、インターバルトレーニング風味で脚にはきつそう。コースの長さと覚えられない地形に恐れおののき、サイクリングどころかDNSが頭をよぎる。
私、春先、八ヶ岳のハーフで入賞した時にもう二度とハーフには出ないと誓いを立てたので、フルコースで参戦です。でも、DNSしたら本末転倒。なんだかんだで距離の目安表を作成し、自転車に貼り付けるのでした。
■ 2日目
パレードランは草津のような凶悪な坂がないのが素敵。開会式やら、挨拶やら、余計なセレモニーがないのも素敵。
チャンピオンクラスのすぐ後が女子フルコース。レースクイーンならぬ地元中学生がスタート時刻までの残り時間を掲げます。
スタートして最初の右折ポイントまではまあまあ180を時折越える心拍数なので、飛ばさず落とさずの調子で漕げました。急坂はダンシングで。しかしここでラップボタンを押し忘れて、距離がすっかりわからなくなりました。それにしても、嫌になるほど男子に抜かされます。
次の右折ポイント、案外近くて助かっ
た。ここからは下りでちょっと楽できるかと思いきや、心拍数が170を下らない。これは緊張しすぎか。
ハーフゴール地点にて「おじょうちゃん、頑張れ!」と観客から声をかけられる。年齢をごまかせるサングラスとヘルメットは便利な小道具だ。
残り距離13km、標高差は700mです。裏磐梯スカイバレー一本分より長い距離が待っていると思うと気が遠くなりますが、距離計を眺めて、100m進んだごとに自分を褒めてあげます。
展望台は思ったより早くついたけれど、だんだんとこの辺から記憶が曖昧に? 前日見た畳コーナーの下りで少し息を吹き返しましたが、ここから先は下りはなく、平坦部分もだんだんと少なくなっていく。
「駒の王子」から先は完全に脚が終了状態。一番軽いギアでも難儀しました。そしてゴール前500mからの坂も辛い。ここでラストスパートな男子に抜かされ抜かされ、やっとたどり着きました。
遅い子にはペナルティーとしてバイクラックが空いてません。自転車は、その辺の草の上に寝かせて、スイカを食べて、あとは下山を待ちます。
このレースは、運営はスムーズで、給水やスイカやいろいろとお世話してくれる中学生は手馴れてるしで、良いところでした。田舎のおもてなし、素敵です。
スイカの向こうは鳥海山のはず。2日間とも見えなかった。。。
レース 26.1km, 1153m, 16.4km/h, 174bpm(心拍計 信用ならず)
全体 64km, 1452m