仮想ツールド猪苗代湖, Virtual Tour de Inawashiroko
これです。地元だからいつでも走れるよと言い張ってはいるものの、この母成峠とレークラインを越えるコースは走ったことがない。猪苗代湖一周してしまうと、シャレにならない長距離なので、湖畔に到達したら、東岸を南に向かって三森峠から帰る、ニセツールド猪苗代湖
2週間前に、雨雲予報で未遂になっていた。
オプションは、裏磐梯国民休暇村での裏磐梯スカイバレーヒルクライムを観戦すること。
5:20日の出時刻に出発。
田んぼの中に木立があって、その頂点に白鷺がたくさん停まっている。昼間は見たことない。夜の住処で、まだ、起きたばかりの感じ。朝だけの光景、素敵だ。
雲が空を覆ってて、太陽はほんの少しだけ。
磐梯熱海を越えて、左手にこれから越える山々。やっぱり雲が低い。天気予報を信じて雨雲レーダーは見ない。
前に走ったときに、登り途中に水場があるのを知っているのだけど、Stravaで勝負したかったので、足つきせずにちゃんと頂上まで。コーナーが大きくて斜度が緩いと勘違いするんだけど、地味にしんどい。
戊辰戦争の戦場の地。そして眺めはあんまりよくないんだ。
中丿沢温泉に下り、115号に突き当たって右に曲がった途端に、結構斜度のある上り。母成の上りだけで体力使い果たしたので、情けない遅さでゆるりと上るしかない。
ほどなく進むとレークライン方向の表示。そして裏磐梯まで20km表示。20km! ヒルクライム、もうスタートしてしまうじゃないか。白状すれば、最初から、スタート時刻に間に合うとは思ってない。
秋元湖。水辺に生える草が綺麗。
そして中津川峡谷のレストハウスまで行ったら何か食べ物があるかもと思ったが、10時半にならないと食堂は始まらないし、手軽に食べられるものもない。霜のついたジャンボチョコモナカアイスで手を打つ。
パリパリ感がなくなってて美味しくない。背中に入れたミニクリームパンの残量は2個。これは非常時に取っておこう。
ここまで下りで快調だったのが上り返しの逆襲を受ける。知ってはいます。車載で裏磐梯に来た時に、何回かレストハウスまでは来たことがある。
10%級のきつい上りがあるので、またも情けない遅さ。途中で安達太良山と秋元湖が見えるポイント。ガードレールがなければ。
この右側でオートバイの人もおんなじ写真撮ってました。仲間、なので挨拶しときました。
最高地点。997m。
ここを過ぎれば下りで、ほっとします。小野川湖との写真なども撮る。
裏磐梯の会場までは少し上り。今、どんな時間帯なのかなーと向かうと、ヘルメットシールを貼った人とすれ違ったので、もう終わってるなー、間に合うかなーと気持ちは焦ります。
皆さんいました。ほ。
ここで知り合いの方々とお話しできました。皆さん、それぞれ立派な成績でよかった。裏磐梯をサボッてばかりで申し訳なし。
女子B表彰式。優勝は先週も新潟でお会いしたTeraiさん。
男子50代表彰式。DT塾長は、一流エンターテイナー。Yuniさんだんな様も4位、おめでとうございます。
それにしても暑い。高原でこの気温。下界が思いやられる。
ここまで見てから帰路につく。
補給今ひとつだったところを、蕎麦屋の看板が目に入った。道を少し入ったところで、白猫号をどこに置こうかと迷ってたら、「ここに置きなー」とおっちゃん達に言われて、ほぼ屋根の下のベンチ区画に入れてもらった。お店の人の目が届いてるので安心だ。
もりそば天ぷらつき。太めの蕎麦で、茹で方は硬くない。野菜の天ぷらはパリッとしてて美味い。なんだかだんだん混んできた。そこそこ人気のあるお店なのか。
黒猫ちゃんが外をノソノソと歩いてる。写真撮りたいのに、ノソノソの割りにはさっさと影に隠れてしまった。残念。
ここから先は暑さに辟易しながら。台風の影響で、南風。南に向かってるのに、無慈悲な。
猪苗代湖畔で、今日は白猫号写真集だぜ、と思いながら撮ってたら、ホイールの色がいつもと違うことにやっと気づいた。新潟HC後に、一回クイックを分解して、また元に戻したときに方向を間違えた、、、機材への愛が足りない。
そもそも朝方、レース後に取り付け直したボトルケージがガッタガタだったので、携帯ツールで途中で直す羽目になったし。ふぅ。
三森峠を越えて、平地に戻ったら黒い雲が頭上に。パラパラっと振られたけど、大事にはならず。
そんな久々のロング、ニセツールド猪苗代湖でした。日の長い季節ならば、これに桧原湖一周を加えてもなんとか生きて帰って来れるかも。
136.8km, 1602m, 20.7km/h, 145/168bpm, 84 watt