2018 やいた八方ヶ原ヒルクライム あるいは初栃木のレース, My first participation race held in Tochigi

2018年8月19日 0 投稿者: ふくふく

初の栃木でのレースです。

日本のラルプ・デュエズと検索すると車坂峠がヒットしてしまう、から栃木のラルプ・デュエズなのですね。車坂峠平均勾配8.3%に対して、八方ヶ原は7.1%なのでそこはスケールダウンなのでしょうか。ただ、距離は八方ヶ原の方が長いですね。

所要時間は当社比ほぼ同じなので、甲乙つけ難し。

起床体重計り忘れですが、47kg後半、ほぼ48kgでは。重たいぞ、こりゃ。5時間前から断続的にミニクリームパン補給。トータル4個を2時間前には終了。

初めての場所は不慣れなので6時受付の最初の時間を狙います。それにしても家を出るのが早すぎ4時10分で、途中那須SAで20分寝ました。(いつもの眠くなるやつ)

矢板市役所の受付はすんなりと。が、泉小学校の駐車場で準備を始めたら安全ピンがついてなーい。駐車場でお隣になった方はちゃんと入っていたとのこと。

いつも持ち歩いてもいないのに、昨日は急に「予備を持ってないと安心できないな」と思いついて、安全ピン4本を持ち物に追加したのでした。そんな訳で大事にならず。

今年から自転車始めたお隣の女子とお話ししながら準備。路面状況(荒れてる)と、のこり3kmコース情報(見通しいいのに勾配きつい)などを入手。大平山は上りコースがいくつかあってあっておもしろいと教えてもらうなど。

ローラー台は30分、最大心拍160くらいでやめ。今日は8月にしてはかなりの涼しさだけど、動いたので暑くなった。ゆるゆると荷物をまとめて泉中学校へ移動。泉小学校の8時少し前の時間で駐車場は満車ではなかったから、次からはそんなに急いで来なくていいのかも。

荷物預けたら暇。そしたら昨日こてやんTT優勝のnocciさんに見つけてもらった。試走してないんですとお話ししてたら、中盤の左側が広いところがきついよー、と教えていただき恐ろしさがつのる。

パレードラン。地元の人たちが暖かいわー。後続中学生が、応援の人とハイタッチしたいと言ってたから様子を伺ってたら、みんな旗を持ってるからできねーとなってて笑えた。

今回は、過去の八方ヶ原のリザルトと他のHCレースのタイムを換算して81分を目標としました。時間がわかるとあとどれだけの時間頑張るといいのか、今何%の行程なのかの目安がつくので心の平安となるのです。

りんご園前からスタート。最初の勾配はさほどでもないのだけど、女子皆速い。安定の一人旅開始です。アップもパレードランもしたのに最初の心拍上がるのがいつも辛い。風邪が治ってなくて、途中で痰がからんで死にそうになること3,4回。

林の中を上って行く。日陰はあるので暑くはないが、路面が荒れているところが多い。1kmごとに距離の表示をしてくれてるのがありがたい、、けど、なかなか減りません。朝の補給時間は間違ってないはず。スタート前にはお腹は減ってるのに、いつもの気分の悪くなるやつが3kmくらいから来たー、、、完走できるのか。

県民の森地点、スタッフ、応援の方々が何名か。「ここからきつくなるからねー」。ここまででもきついんですけど、まぢですか?

噂の左側が広いところ(5,6km辺り?)はただただ辛く、インナーローの低ケイデンスで亀のように上ります。前方の選手皆、きつそうだから同じ我慢をすると思えばの一念。距離的にはまだ半分来てないので、そこは不安。「がんばらないでがんばれー」とスタッフの方々の声。ごめん、ここがんばらないと足つく貧脚ですんで。

給水所を過ぎると下り区間が出現。喜んでアウターに入れたら、実はコーナーが小さくて見づらくてスピード上げすぎ、ツッコミすぎ注意報。この区間こそ試走すれば安全なラインの予習ができたのか。

ですが幸せは長くは続かず、再び上り。第二給水所を過ぎたら山の駅の分岐点。ありがたいことにyuniさんと、(PB更新して)ゴール後すでにここまで下山してたnocciさんが応援してくれて元気が出ました。手を振り返します(写真まで撮ってもらっちゃってありがとう)。

ゼーハーな状態の筆者。一応、前見てるのは驚き。今回は視線落ち気味でコース覚えが悪いです。

ここだけ平坦で左折してから先の3kmは確かに見通しのよい上り。下山の人たちとすれ違う区画なので、注意が必要。警備のスタッフ達もよく声を出してくれて、また応援もしてくれて、心強い。

3kmなら諏訪峠と同じなのだけど、そこは平均5%と7%では雲泥の差。81分の目標達成できるのではとの考えは甘く。残り500mで80分に到達していた。こういう時の時計の進みっぷりと、風景の進まなさ、間に合わないと思うがっかり感、辛い。途中でも見かけた緑のビブと緑色のソックスのサポートライダー(女性)が「あと少しですよー」とすいすいと抜いていくの、待ってください、その脚をくださいと切に願う。

ゴール。リアルゴールドあり〼。

風景ばかり撮ってて、下山の列に入ったら、八方ヶ原の看板を見つけたので列を離れて撮影。
「レクリエーションの森」って、ずいぶん辛いレクリエーションです。

しかし下り始めたら辛さも忘れてしまって、また出てやってもいいぜと思い始める不遜な輩でした。途中待機場所の山の駅でyuniさんとおしゃべりして、また下山開始。

その場で任命されてしまう下山グループのリーダーに対してスタッフが、こちらを示して、「女性もいるんでゆっくりでお願いします」と。いやいや、「気にしないでくださいー」と答える悪い参加者の私。カーボンリムですんで。内心、速く下ってくださいと切に願う。このグループは速かったけど前グループに追いついたので、後半はゆっくりと下山になりました。

泉中学校に戻って、トークショーを聞きながら参加賞のお肉。タンパク質だけではお腹満たされず。赤飯と落花生のおこわが並んでて悩んでたんですが、女性には赤飯が人気あるのよとお薦めされたので、赤飯をチョイス。抽選商品は数も多くて豪華。でも当たらなかったー。

その他、今日の参加賞。青いのはコインケース。
八方の月は、「萩の月」系ではなくて焼き菓子でした。

これまでなかなか参加機会がなかったのですが、運営はスムーズで係の方々も皆親切で温かみのあるレースでした。

1時間22分49秒, 12.83km, 911m, 9.4km/h, 166/184bpm, 126 watt