月山、山形の旅, Travel to Yamagata

2020年8月22日 0 投稿者: ふくふく

8月頭に鳥海山の翌日に登るつもりだった月山でしたが、疲労が半端なくあえなく撤退。

てんくらA判定を見て、今度こそ月山に行きたくなった。前回は羽黒口を予定していたが、今回は姥沢口とする。

ツールドさくらんぼを思い出す月山湖に寄る。西川町から下道で走ってきたが、幹線の国道を使わず、かつ風光明媚な道を走らせようとするツールドさくらんぼの設計がようやく理解できた。開催されればまた出てみたいなーと思う。

朝6時、姥沢口への道をロード乗りが上っている。かなり勾配がありそうだと、車を運転しながら思う。ヘアピンくねくねを通り過ぎると駐車場。涼しいというか若干寒い。

協力金200円を払って、リフトは8時から開始なので歩きの道を上る。月山湖で日が差していたのが嘘のようにガスが出てきて、雨が降るなど。

天気予報に裏切られる日でした。

しかし、そんな天気でもお花は美しいし、終わったかと思っていたニッコウキスゲも少し咲いているし、鳥海山で覚えたトウウチソウもきれいだ。

一応、熊注意の道ですが、割と人が多いので安心。

途中で会う人と「天気予報と全然違うー」と話したりしながら。

足場がしっかりしてるのと木道ということもあり、牛首まではあんまり苦労せずに標高を上げた感じ。ここからは少し岩ゴロゴロになってきて、勾配がきつくて、息を切らし始める。

花ゾーンでもないと足を止めないのでゼーハーしつつ。

霧の中の山頂。神秘的な月山神社でお祓いをしてもらい(500円)、人型に息を吹きかけて水に浮かべる。悪い気が退散したでしょうか?

帰りは少し周回して姥ヶ岳など。山頂よりも人が少なくて美しい木道のある山でした。こういうところも好きだな。

12時にここですれ違った人から、今から月山に行ってこれるでしょうかと質問を受ける。リフト最終まで4時間なので時間を見ながら行くしかないですねと日和見な返事しかできなかった、、、すんません。間に合うとは思うけど、無責任に大丈夫とは言いづらい。

下りはリフトで楽をします(片道600円)。

降りたところで、月山リゾートインでパスタ。


寒河江に戻る。

昨年のツールドさくらんぼでは慈恩寺に全く寄れなかったので、今度こそはと観光してみる。境内は無料ですが、本堂内は900円で拝観。高めだなーと思ったけれど、国の重文の仏像を独り占めで静かな空間で見れるのはすばらしい。ここは奈良か京都かと思えるくらいの雰囲気の良さ。

薬師如来と脇に従う日光月光菩薩(助さん格さんと心で呼ぶ)、そして背後の十二神将など大好きです。

お宿の明り。風情あった。


次の日は天気がよければ蔵王? とも思ったのですが今ひとつに見えたので、山形で文翔館(旧県庁庁舎)を見学。

素敵な明治風の建物でした。

運動ガツガツではなく観光も楽しい旅でした。鳥海山と組み合わせてもよかったけど、出直して、結果として大満足でした。

山行内容と、載せきれない写真はヤマレコにて。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2524694.html

8.6km 930m